iPhoneをPCのWEBカメラやマイクにする方法
iPhoneのカメラは高画質で、マイクもクリアな音声を拾えるので、パソコンのものよりも優れている場合が多いです。また、iPhoneなら自由に角度や位置を変えられるので、より自分に合った映像や音声を送ることができます。
iPhoneをWEBカメラやマイクにするには、iVCamというアプリを使います。iVCamは、iPhoneとパソコンをWi-FiやUSBで接続して、iPhoneのカメラとマイクをパソコンから利用できるようにするアプリです。無料版と有料版がありますが、無料版でも基本的な機能は使えます。
iVCamを使うには、まずパソコンとiPhoneにそれぞれアプリをインストールします。次に、パソコンのファイアウォールの設定を変更して、iVCamの通信を許可します。最後に、パソコンとiPhoneを同じネットワークに接続して、iVCamを起動します。これでiPhoneがWEBカメラやマイクとして使えるようになります。
以下では、iVCamのインストール方法と設定方法について詳しく説明します。
iVCamのインストール方法
パソコンにiVCamをインストールする
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パソコンでiVCamのダウンロードページにアクセスします。
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ダウンロードしたインストーラー(例:iVCam_x64_v6.1.8.exe)をダブルクリックして実行します。
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インストール時に表示される指示に従って進めます。
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インストールが完了したら、「完了」ボタンを押してiVCamを起動します。
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「Windowsセキュリティの重要な警告」ダイアログボックスが表示されたら、「プライベートネットワーク(ホームネットワークや社内ネットワークなど)」と「パブリックネットワーク」の両方にチェックマークを付けて、「アクセスを許可する」ボタンを押します。
iPhoneにiVCamをインストールする
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「入手」ボタンをタップして、アプリをインストールします。
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アプリがインストールされたら、「開く」ボタンをタップして起動します。
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起動時に表示されるメッセージに対して、「OK」や「許可」などの選択肢をタップして進めます。
ivcamをマイクとして使用する方法
ivcamをマイクとして使用することで、スマートフォンのカメラをPCのウェブカメラとして使いながら、同時にマイク機能も利用できます。この記事では、その設定方法を紹介します。
まず、ivcamのアプリをインストールします。ivcamはスマートフォンのカメラ映像をPCにストリーミングするアプリで、iOSとAndroidの両方で利用可能です。ivcamをスマートフォンとPCの両方にインストールした後、Wi-Fi経由で両者を接続します。
次に、オーディオ設定でivcamをマイクとして設定します。これにはVB-Audio Cableというソフトウェアが必要です。VB-Audio Cableはオーディオデータを仮想的にルーティングすることができるため、ivcamの音声をPCのマイク入力として扱うことができます。
以下に、VB-Audio Cableのインストールと設定方法を説明します。
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VB-Audio Cableの公式ウェブサイトにアクセスして、ソフトウェアをダウンロードします。
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ダウンロードしたファイル(VBCABLE_Setup_x64.exe)を右クリックして、「管理者として実行」を選択します。
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インストールが完了したら、PCを再起動します。
以上で、ivcamをマイクとして使用する設定が完了です。音声のルーティングはVB-Audio Cableが自動的に行ってくれます。この設定により、ivcamはPCのウェブカメラとマイクの両方の役割を果たします。